Vol.8 グラビアは、まだセンズリのオカズの地位を保てているのか?

 このブログは中学生・高校生も見てくれているのかもしれないということは承知していますが、そろそろこのことを書いてみようかなと思います。

 男ならば、中学生にもなれば経験するようになるコイツですが、いわゆる“オカズ”の種類はどういったものがあるでしょうか? 明治時代くらいまでさかのぼって、代表的なものを歴史の古そうなものから順に羅列していきましょう。

 

春画

官能小説

ビニ本

水着グラビア(写真and動画)

アダルトビデオ(DVD)

パソコン、スマホ

 

 世の中的にはこれに「アニメ」「フィギュア」とかも本当は入ってくるんですけど、ここでは2次元モノは除外して考えます。

 ハッキリ言って、今のご時世では「パソコン」「スマホ」が最強です。なぜなら検索をかければ、「アダルトビデオ」も「水着グラビア」もなんでも見られます。何かの雑誌に載ったグラビア写真も、アダルトDVDもコピーされて世の中の誰かさんがアップしてます。どこまで見られるか、あとは個人の検索能力次第です。著作権上、勝手にアップしたらダメなものがイッパイなんですけど、いたちごっこで全ては削除しようがありません。

 しかも、大部分がタダで見られますよね。そこに+αで少しのお金を払ったりしたら、もう何でも手に入ります。DMMとかはそれの最上位に位置する企業です。

 結論なんて出ないですけど、いまの中高生男子は水着グラビア写真をどういった気持ちで見てるのかなぁと思ってます。もしくは、そもそも見てないですかねぇ? 

 近い将来、グラビアが無くなることはないけれど、伝統芸能的なモノになっていく可能性は高いのかもしれません。CDもiPodも持ってるけど、レコードで音楽を聴くのがオシャレみたいな感じで、パソコンもスマホも持ってるけど、雑誌のグラビア写真見てるのがオシャレみたいな・・・。無いか。


松下 憲一(まつした・けんいち)

1979年(昭和54年)5月26日生まれ。東京都板橋区出身。現在は妻と長男と次男と中野区在住。

海城学園には中学~高校と6年間在学。部活は野球部に同じく6年間在籍。最後の試合で神宮球場のマウンドで投げられたことは一生の思い出です。

早稲田大学人間科学部を卒業後、(株)日本文芸社という出版社に入社。「週刊漫画ゴラク」をはじめとする漫画雑誌や書籍などを出版している。

入社当初は書籍編集者として勤務。現在はデジタル部門の部署に異動し、ホームページ関連の編集・制作を担当しています。